シミに効果的な成分の働きと摂取できる食物:リコピン

shimi033トマトに含まれるリコピンという赤い色素にシミを取る作用があります。
シミは、殆どの場合紫外線が皮膚に当たった時、活性酸素が、生じたり、体の中の弱い活性酸素の作用を強めたりすることで、皮膚の表皮細胞の基底にある色素細胞(メラノサイト)の中のチロシンというアミノ酸にチロシナーゼという酵素が作用し、さらに、その活性酸素の作用で、黒色のメラニン色素が出来ることから始まります。
そして、紫外線を浴びた皮膚の表面には過酸化脂質ができ、細胞の表面がさびを起こした状態になったり、皮膚が炎症を起こしたりします。

しかし、メラニン色素は、もともと皮膚の表皮の下にある真皮の細胞のDNAを守るために作られるものです。
皮膚が健康であれば、メラニン色素を含んだ表皮細胞は、28日間で新しい細胞に入れ換わり(ターンオーバー)、日焼けをした細胞(メラニン色素を作った細胞)は、垢となってはがれおちます。
大量の紫外線を急に浴びると、メラノサイトが暴走してメラニン色素を作りすぎたり(日焼けになったり、皮膚が炎症を起こす事です)、年をとって、ターンオーバーがうまくいかなくなるとメラニン色素は、シミとなって皮膚にのこります。
したがって、シミを作らせないようにするには、活性酸素を防ぐことが大切です。

活性酸素を消す作用が大きいので、有名なのは、ビタミンEです。
リコピンには活性酸素を消す作用がビタミンEの100倍もあり、人参などに含まれるカロチノイドの1種なので、性質は、脂溶性です。
食事としてとるとき、油分を含む食品と一緒に食べたり、調理の時、油を一緒にとると(たとえば、パスタを炒めるとき加えたりする)吸収されやすくなります。
リコピンを多く含む食べ物はまずトマトで、生のまま食べるよりも、1日必要量15mgを、トマトケチャップなら大匙4杯強でとれ、トマトジュース1缶なら20mg前後とれます。
このほかにこの成分よく含んでいる物質は、人参すいかあんずピンクグレープフルーツです。
これら食品をしっかりと食べて皮膚の美白をめざすといいのです。


関連記事

  1. シミに効く成分の特徴と働き:トラネキサム酸
  2. シミに効く成分の特徴と働き:ビタミンC
  3. シミに効く成分の特徴と働き:レチノイン酸
  4. シミに効く成分の特徴と働き:コウジ酸
  5. シミに効く成分の特徴と働き:L-システイン
  6. シミに効く成分の特徴と働き:ルシノール
  7. シミに効果的な成分の働きと摂取できる食物:亜鉛
  8. シミに効果的な成分の働きと摂取できる食物:ビタミンE
  9. シミに効果的な成分の働きと摂取できる食物:ビタミンA
  10. シミに効果的な成分の働きと摂取できる食物:フェルラ酸