シミに効く成分の特徴と働き:ルシノール

shimi039ルシノールという成分をご存知ですか。
そういえば、なんとなく聞いたことがある、あるいは目にしたことがあると言う方もいるかもしれません。
有名な薬用美白成分で、シミやくすみの予防に高い効果があり、22歳から60歳までの人を対象にした調査によれば、朝晩2回、一月にわたって使用した場合は20パーセント以上の人がその効果を実感しています
元々はシベリアのモミの木に含まれている、植物由来の成分です。

では、なぜそれほどまでに高い効果があるのでしょうか。
その大きな理由として、メラニンを作らせない効果があることがあげられます。
シミの元となるメラニンは、チロシンとチロシナーゼという2つの成分の合体により作られます
強い日差しを浴びたりして、この2つがメラニンを作り出そうとする時、ルシノールはチロシナーゼに働きかけて、チロシンとの合体を防ぎ、メラニンができるのを阻止してしまうのです。
また、肌への浸透性が極めて高い成分であるため、皮膚の奥深くまで浸透して、メラニンの生成に大きなストップをかけてくれる効果も期待できます。
さらに、他の美白成分に比べると副作用がきわめて少なく、その安全性においても高い評価を得ています。
皮膚科医による調査でも、ほぼ100パーセントが何らかの形でその効果を認めています。

他にも、レーザーでシミを取るための治療にも利用されています
レーザーによる治療では、一時的に色素沈着を起こす場合がありますが、その際のホームケア用として、この成分を配合した化粧品が使われることがあります。
1998年には当時の厚生省、今の厚生労働省からも美白成分として認可されており、その意味でも安心して使えると言えるでしょう。
どちらかと言えば、予防に効力を発揮してくれる成分です。
ですから、1度できてしまったシミを取りたい場合には、ルシノールを使用した化粧品でメラニンの生成を予防しつつ、同時に、できてしまったシミに有効な化粧品を併用するとさらに効果がアップします。


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