シミに効く成分の特徴と働き:コウジ酸

shimi041シミは一度できてしまうと、だんだんと色が濃くなるように感じられ、鏡を見るのも憂鬱になるものです。
最近ではレーザーで取ることもできるようになりましたが、できれば外科的な手段でなく、サプリメントや塗り薬でシミを取りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そのような悩みに効果があるといわれているのがコウジ酸です。
この特徴と働きについてご紹介します。
以前から味噌など麹を製造する人の手が白くてきれいなことから、その美白効果が注目されてきました。
1988年には厚生労働省が美白有効成分の認可をしています。
その後、安全性に対する懸念から一時期製造が見合されましたが、安全性に問題がないということが証明されたため、現在は美白機能を持つ化粧水に配合されたり、皮膚科でシミの改善のための塗り薬として広く処方されています。
この特徴は、皮膚にあってシミをつくりだすメラノサイトという細胞に働きかけることです。

メラノサイトではシミのもとであるメラニンを生み出します。
メラミンはチロシンにチロシナーゼという酵素が作用してつくり出されます。
このチロシナーゼの作用を弱めることができるのがコウジ酸なのです。
塗り薬として効果が期待できる症状として、そばかすや肝斑のほか、老人性色素斑や太田母斑などがあげられています。
病院で処方を受けたときには、塗ってすぐに効果が現れるわけではありません。
ある程度の期間、塗り続けて効果を確認する必要があります。
市販の商品の場合は、化粧水や夜に集中ケアするナイトクリームなどが販売されています。

コウジ酸には美白以外にも効果があるといわれています。
一つ目は、糖化を抑える働きです。糖化というのは老化を促進する物質として、最近注目を集めています。
糖化の作用によりAGEという物質が生成されると、さまざまな老化の原因になるとされています。
もう一つは炎症を抑える働きです。
塗り薬としては刺激も少なく、効果が高いので、ぜひ試してみたいものです。


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